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【3兆円超えユニコーン】手数料なしの後払いサービス「klarna」のメリットとデメリットをまとめてみた【日本未上陸】

 

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klarna

 

先日こんなニュースが報道されました。 

 

techcrunch.com 

 

評価額400億ドルを超えるklarnaが 6億3,900万ドルを調達したという内容です。 

 

今回は、そんなスウェーデンのスーパーユニコン企業「klarna」について何がすごいの?なんで人気なのと疑問に思ったので、かんたんにまとめてみようと思います。

 

Klarnaって何?

 

youtu.be

 

klarnaはスウェーデンの初のスタートアップです。同社は主に「後払い決済サービス」を提供しています。中でも特徴的なのが、無利子の分割払いや、商品到着から30日後の事後一括払いシステムなどです。

 

これによって、ネットショッピングでカート放棄率は注文の約70%と言われる中で、購入の障壁を減らし、小売店の売上アップにつなげています。

特に、この 1 年でフィンテックは国内で「大きな勢い」を見せており、現在 1800 万人以上のアメリカの消費者が Klarna を使用していると彼は言いました。これは、昨年の第 3 四半期末の 1,000 万人から増加しており、前年比で 118% 増加しています。Klarna は現在、米国の小売業者の上位 100 社のうち 24 社と取引を行っており、「競合他社よりも多い」と述べています。

 

全体として、Klarna は 20 の市場で稼働しており、9,000 万人以上のグローバル アクティブ ユーザーがおり、そのプラットフォーム上で 1 日あたり 200 万件以上のトランザクションが実行されています。

 

引用元:https://techcrunch.com/2021/06/10/fintech-giant-klarna-raises-639m-at-a-45-6b-valuation/(太字は青色申告

 

なんかめっちゃすごい使われてる。。

 

【参考記事】

1兆円評価の"スゴイ後払い"サービス「Klarna(クラーナ)」 | BRIDGE(ブリッジ)テクノロジー&スタートアップ情報

 

消費者にとって

 

メリット

klarnaのモットーは「buy now, pay later」(今すぐ手に入れて、後で支払おう!)

 

そのために大きく3つの方法を提供しています。

 

  1. 無利子4回払いプラン
  2. 30日以内後払い:ユーザーは商品到着から30日以内であれば無利子で購入可能
  3. 即時貸付:即時でクレジット与信枠を利用可能。6カ月まで利子はゼロ

 

www.klarna.com

 

これめっちゃいいですよね。 

 

現状クレジットカードで分割払いをすると手数料がかかってしまいます。だから一括払いがいいけど10万レベルだとちょっと障壁が高い。でも、4回分割なら4ヶ月分の出費2万5千円かと少し心理的なハードル下がりますよね。

 

もしこれが日本に上陸したらリボ払いは消えてしまいそう。。

 

デメリット

デメリットは以下です。セルフコントロールできる人にとってはデメリットではない気がします。

 

  • 支払いが時間どおりに処理されない場合、最大7ドルの延滞料が請求
  • 商品の購入時期に基づいて支払い日を自動的に設定する必要がある。
  • 支払いスケジュールを変更不可
  • 買いすぎてしまうかも

 

早めに支払うお金があっても、期日までに分割払いすることはできないのでせっかちな人は一括で払ってしまうほうが良さそうですね。

また、買いすぎてしまうリスクもあるのでは?と議論が巻き起こっています。しかしながら少なくとも、購入コスト以上の負担をかける恐れはなく、単純に買いすぎてしまう程度で済むのではないでしょうか。

 

【参考記事】

 

売店にとって

 

メリット 

メリットは以下の通り。

 

  • 即日入金
  • ユーザーに対して手数料なしで分割払い・後払いオプションを提供できる
  • 通常のクレジット決済より手数料が低価格


公式によれば、手数料なしの4回分割払いオプションを提供できることで45%平均注文額の増加、30%コンバージョンの増加が見込めるとのこと。

 

めっちゃええ仕組み。

 

デメリット

もちろん、これまでユーザーが負担していた分割払い分の手数料も小売店側が実質的に負担するようになるのですが、売上がそれをカバーできるだけ増えるのであれば小売店にとって悪い選択肢ではないように思います。

 

【参考記事】

 

なぜKlarnaがヨーロッパで最大のフィンテックになったのか

fintechmagazine.com

 

以上を見てみると、なんかそりゃ使う人増えるよねという感じでしたが、他にも成功した理由があると上記記事で言及されていました。簡単にまとめると

 

  • ビックなパートナー(Zara、JD Sports、Nike、MichaelKorsなど)
  • 顧客中心主義
  • 株主でさえもブランドを楽しんでいる


Klarnaは、圧倒的な顧客中心を貫いて、ユーザー体験の最大化を図っています。それは2000年生まれのミレニアム世代に共感されるようなイベントの開催、ブランドの創出です。

 

www.youtube.com

 

顧客に楽しい体験を提供し、ブランドを明るく楽しいものに保ちながら、不可欠なソリューションを提供するという絶妙なバランスをとっています。

 

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リメイクファッション

 

こうしたブランディングが、klarnaを使うのが「流行りだよね、かっこいいよね、イカシテいるよね」という流れを生んでいるんのではないでしょうか。

 

【参考記事】

 

最後に

以上かんたんに見てみました。今、klarnaはコロナ後に向けたキャンペーンを開催しています。「コロナによって外見に気を使わなくなってはいないか、イカシタ服を着て外に出る時!」という趣旨のもので、10万前後の服を対象に若者に売り出しています。

 

一方日本はまだまだそういった感じでもないなと少しさびしくはなりました。

 

もちろん、日本の多くの企業はミレニアム世代ではなく年齢層高めのマーケティングが多いですから仕方のない部分ではありますが、今後世界を席巻していくのはこうした「楽しく・必要不可欠・持続可能性のあるマーケティングブランディング」なのかもと感じました。

 

以上です。

 

 

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