今回は簡単にblenderのインストールの違いと環境設定のバックアップについてメモしておきます。
【目次】
インストールの違い
インストーラーのメリット
ユーザーとシステムのディレクトリが別れているので、いざというときにデバックしやすい。zip版はインストールしたプラグインがごっちゃになるので、何かエラーが起こったときに原因究明にやや時間がかかる。
基本的にシステムはいじらない運用になるので、初心者におすすめ。
zipのメリット
- 複数バージョンを同時に立ち上げることができる
- 入れたいプラグインや共有相手のバージョンに合わせる事が可能
プラグイン(アドオン)によってBlenderのバージョンに対応していないことがあるので、個人的にzipのほうが運用しやすい。
また、頻繁にBlenderはバージョンアップがあるので過去に作ったシーンでエラーが起こって開けないときとか便利そう。まだ遭遇はしていない。
LTSではない、開発バージョンの検証もしやすそう。
参考:
- https://docs.blender.org/manual/ja/dev/getting_started/installing/windows.html
- https://docs.blender.org/manual/en/latest/advanced/blender_directory_layout.html
環境設定のバックアップ
インストーラー
C:\Users\(自分のユーザー名)\AppData\Roaming\Blender Foundation\Blender\(バージョン)
上記にある、configとscriptsをバックアップ。もし外部に持って行きたいならこの部分をC:\Program Files\Blender\バージョン\
に貼り付けして、USBとかに入れて持ち運べばOK。ただ試してはいないので要検証。
zip
保存ディレクトリ\blender\バージョン
上記にある、configとscriptsをバックアップ。他のバージョンに再現したいときは、この部分を別バージョンの同じ箇所に上書き保存すればOK。
不具合が起こったときは、新しくインストールしてこの部分を貼り付けすれば復活するので、筆者は定期的にバックアップしている。