こんにちは
今回は、僕が今日実際に導入した広告ブロックツールであるPCブラウザ「Brave」、Chrome拡張「ublock origin」、Android「AdGuard」をご紹介してみます。
- PCブラウザ「Brave」最強
- Chrome拡張「ublock origin」
- Twitchでの問題点
- AndroidのChromeの広告をブロック「AdGuard」
- 広告を見ない権利
- 今後のクリエイターの収益問題
PCブラウザ「Brave」最強
Chromeの2倍のスピード
もしあなたが、Chromeユーザーではあるけれど毎回仕様が変わるChrome拡張の情報を追いかけるのがめんどくさいというのであれば、「Brave」が最強です。Braveは、入れた途端にChromeの情報をパスワードから何から何まで引き継いで、広告をほぼすべてブロックしてくれます。その代わり、Brave独自の広告を見る選択肢が与えられます。
Braveは主要なニュースサイトを、モバイルではChromeやSafariと比較して2~8倍、デスクトップではChromeよりも2倍速く読み込みます。
このように公式は主張していますが、Chrome+ublockでも同じ速度になりました。
Brave Rewards
Brave独自の広告制度は、広告を見るたびにポイントが与えられ、報酬が得られる模様。またコンテンツクリエイターへの報酬制度もあり、それはまだ魅力的とは言えませんが今後に期待できるシステムではあると思います。
Brave Rewardsをオンにしてプライバシーを重視した広告を閲覧し、ポイントを貯めましょう。1時間ごとに見る広告数を設定できます。現在このポイントでお気に入りのウェブクリエイターを支援できますが、まもなくポイントを使ってプレミアムコンテンツ、ギフトカードが得られるようになります。
Braveを日常的なブラウザとして使用した場合、 月に約5ドル相当のBATポイント収入が期待できるみたいです。これは超お得。
2年ほど使ってみたのですが、ポイントマジたまらないので、おまけ程度の認識で平気かと。
Android版「Brave」
Android版でもすでに1,000万回以上ダウンロードされています。個人的には、Adblock「無料広告ブロッカーブラウザ」よりも遥かにsmartで、使いやすく感じました。何より安心感があります。
僕の「Brave」の使い方
しかし、個人的な懸念点はまだ新興サービスなので情報が少ないです。なので、メインはChrome、サブはFirefox、Braveにしようかなと思っています。広告ブロック機能がかなり優秀なので、Chromeのublockがエラーを起こしたときに検証用で使っています。
ここで注意したいのでは、僕はブックマークやパスワードなどをChromeと連携していないことです。一度連携をすると消すことが困難です(一度アンイストールするか個別に消すほかありません。)。なぜ連携をしていないかというと、単純にまだ情報が少ないからです。多分、かなり安全性は高いですが、エラー解決方法や更にユーザーが増えてから探り探りという感じでしょう。またBraveにはログイン機能はなく、パスワードも基本的にはグーグルアカウントに保存されるようです。であれば、一番信頼度も高く、情報が多いChrome+ublockをメインとして使い、Braveはサブがいいと結論付けました。
スマホは「無料広告ブロッカーブラウザ」を使っていましたが、完全にオワコン感があるのでBraveに完全乗り換えしました。ChromeとBraveでもう完璧。広告がうざすぎるサイトはリンクコピペしてBraveでみています。
すでにChromeを使っていない、Internet Explorerしか使ったことない人はこれに乗り換えるべきではないでしょうか。
Chrome拡張「ublock origin」
これはChrome拡張機能で今一強のサービスです。多くの人が、Adblock Plus - free ad blockerを使っていたとは思いますが、実際不具合が多く出てきました。
- 企業からお金をもらって広告を表示するようにしている
- サイト側が対策をねって、サイト事態が見れない事が多い
そうした状況を解決してくれるのがublockです。まじでこれは最強すぎる。Youtubeはもちろん、TVerなどあらゆる動画内広告をブロックしてくれる。しかもサイトも軽く、軽快です。もっと早く知っていればよかった。。
その他、上記リンクのレビューには多くの識者のコメントが有り、どのようなフィルターを入れたらいいかもかかれています。私は、豆腐フィルタとEasyListを導入しました。もちろん無料です。
Twitchでの問題点
ただAdblock Plusと同様にublockもTwitch上では問題が起きます。止まってしまうのです。なのでそういったときは、ホワイトリストに入れて回避しましょう。Braveでは完全にエラーになりました。
AndroidのChromeの広告をブロック「AdGuard」
そして最後にスマホにAdGuardを入れました。これはGoogleStoreにあるAdGuardではありません。下のリンクにあるやり方でやりましたが、個人的に非推奨です。使用頻度の少ないスマホでやってみてください。
この方法は、ルート化しなくてできます。ルート化はやはり不具合が怖いのでやりたくありません。また、この方法は5分ほどで終わりとても簡単でした。実際AndroidのChromeをみると広告がブロックされています。しかし、個人的にGoogleStore非公認のアプリを使うよりはBraveを使ったほうが早くて安心だと思いました。
広告を見ない権利
以上いかがだったでしょうか。一番簡単なのはBraveとublockだと思います。5分もかからないと思います。個人的には、やはり広告って多すぎないことが重要かなと思っています。広告がネイティブだろうとなかろうと、多すぎると、その分サイトの読み込み時間もかかるし、探す時間もかかります。
クリエイターとしても、多すぎるとコンテンツ自体の魅力低下につながるのでは?と感じました。実際、筆者もサイトに広告を掲載していますが、バナー広告やポップアップはイライラするので出していません。文章の間間に、広告とわかる形で入れてはいますが、それも上記広告ブロックで全て見えなくなります。
でもそれはそれでいいかなと思っています。広告って便利なときもあればうざいときもある。見たいときもあれば、見たくないときもあります。それを選ぶのはユーザーかなと思っています。例えば、見たいときは、自分の視野を広げたいときです。どんな企業が多くの広告費を出しているのか。それは広告ブロックをしていると気が付きません。こんなアプリがいまyoutubeで流れているとなれば、ブロックしていないユーザーはそれを使う割合も多いでしょう。そこからトレンドになったりするから興味深いです。
今後のクリエイターの収益問題
とはいっても、もし広告収益を一本柱で生活しているクリエイターがいるとしたら死活問題でしょう。「広告を見てくれないなら、コンテンツは見ないでくれ」と思うはずです。
しかしながら、例えば、世の中のバスや電車の広告を見えなくするようなスマートグラスが出てきたら、一気にクリエイターや広告塔になるような人の収益は目減りするでしょう。そうした時代は来ないとも言えません。実際、多くの人が広告に対して「マイナス」な印象を持っています。広告は負担に過ぎない。と思っています。
しかし、アニメとタイアップしたもはや「作品」と呼べる広告コンテンツも世の中には存在します。
こうしたコンテンツは、広告であるにも関わらず、これ目当てで1,500万回(今は再アップされ再生数はリセットされてる模様)も再生されているのです。BUMP OF CHICKEN、さらに血界戦線のアニメーターによる作品です。しかし、全てがロッテのコマーシャル。今後はこうした、見る人に少しでもプラスになるような広告が需要が増してくるのではないでしょうか。
そうしたら、広告ブロックなんてしなくていい日が来ることも夢ではないかもしれません。
以上、参考になれば嬉しく思います。